Apache VirtualHost設定

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Apache VirtualHost設定

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本項ではvirtualserverディレクティブを使用し一つの設定ファイルで二つのサイトを提供する方法について解説します。

バーチャルホストという用語は、1 台のマシン上で (www.company1.com and www.company2.com のような) 二つ以上のウェブサイトを扱う運用方法のことを指します。 バーチャルホストには、各ウェブサイトに違う IP アドレスがある 「IP ベース」と、それぞれの IP アドレスに 複数の名前がある「名前ベース」とがあります。 複数のサイトが物理的に同じサーバで扱われている、ということはエンドユーザには 明らかではありません。

※【豆知識1】IPベースVirtualHost
IP ベースのバーチャルホストでは、応答する バーチャルホストへのコネクションを決定するために IP アドレスを使用します。ですから、それぞれのホストに個々に IP アドレスが必要になります。これに対して名前ベースのバーチャルホストでは、 クライアントが HTTP ヘッダの一部としてホスト名を告げる、 ということに依存します。この技術で同一 IP アドレスを異なる多数のホストで共有しています。

※【豆知識2】名前ベースVirtualHost

名前ベースのバーチャルホストは通常単純で、それぞれのホスト名と それに対応する正確な IP アドレスを DNS で設定し、異なる ホスト名を区別するように Apache HTTP サーバを設定するだけです。 さらに、名前ベースのバーチャルホストは不足する IP アドレスの需要を緩和します。



1.仮想インタフェース作成
[root@cent01 httpd]# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:1
DEVICE=eth0:1
BOOTPROTO=static
BROADCAST=192.168.0.255
IPADDR=192.168.0.200
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.0.0
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet

[root@cent01 httpd]# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:2
DEVICE=eth0:2
BOOTPROTO=static
BROADCAST=192.168.0.255
HWADDR=00:0C:29:87:67:70
IPADDR=192.168.0.300
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.0.0
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet



2.IPベースバーチャルホスト設定追加
[root@cent01 httpd]# vi /opt/httpd/conf/httpd.conf
<VirtualHost 192.168.0.200:8080>
DocumentRoot /opt/httpd/www/virtual1
ServerName virtual1.com
</virtualHost>
<VirtualHost 192.168.0.300:8080>
DocumentRoot /opt/httpd/www/virtual2
ServerName virtual2.com
</virtualHost>


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