patchコマンド

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unixコマンドについて使用例を用いて解説

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patchコマンド

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【説明】
diffコマンドが出力した差分情報をそのままパッチファイルとして入力ファイルに適用する際に使用します。

patch は、プログラム diff で生成された差分リストを含むパッチファイル patchfileを引数に取り、 1 個または複数のオリジナルファイルにこれらの差分を適用し、パッチの当たったバージョンを生成する。通常、オリジナルファイルはパッチの当たったバージョンと置き換わる。バックアップを作成することもできる ( -b または --backup オプションを参照 ) 。通常、パッチを当てるファイルの名前はパッチファイルから得られる。ただし、パッチの当たるファイルが 1 個だけの場合、 orginalfile としてコマンドラインで指定することができる。

【構文】
patch　［オプション］　［オリジナルファイル］　［パッチファイル］

例　diffコマンドでパッチファイルを作成後、test1ファイルにtest2ファイルとの差分パッチを適用します。

[root@localhost test]# cat test1
aaaa
[root@localhost test]# cat test2
aaaa
bbbb
[root@localhost test]#
[root@localhost test]# diff test1 test2 > test.patch
[root@localhost test]#
[root@localhost test]# patch -n test1 test.patch
patching file test1
[root@localhost test]#
[root@localhost test]# cat test1
aaaa
bbbb

→diffコマンドの詳細を見る
→catコマンドの詳細を見る

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