initコマンド
【説明】
プロセス制御の初期化を行う際に使用します。
init は全てのプロセスの親である。その主な役割は、/etc/inittab (inittab(5) 参照)ファイルに書かれたスクリプトに従ってプロセスを作り出すことにある。通常このファイル
には、ユーザがログイン可能な各接続ラインごとに getty を生成させるためのエントリが記されている。また、特定のシステムが必要とする、自律的なプロセスの制御も行う。ラ
ンレベル とはシステムのソフトウェア的な設定で、指定したプロセス群のみを存在させるようにするものである。それぞれのランレベルで init が作り出
す プ ロ セ ス は/etc/inittab ファイルで定められている。 init は 0〜6, S, s という 8 つのランレベルのうちの一つを取ることができる。ランレベルは特権ユーザが
telinit を実行する こと によって変更される。 telinit は init に適切なシグナルを送り、どのランレベルに変更すべきかを指示する。
【構文】
init [オプション] [ランレベル]
例 ランレベルを3へ変更する。
[root@localhost xinetd.d]# init 3
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