lastコマンド
【説明】
最近ログインしたユーザのリストを表示する際に使用します。
last は/var/log/wtmpファイル(もしくは-fオプションを用いて指定したファイル)を時間の流れとは逆方向に検索して行き、そのファイルが作られて以来ログイン(及びログア
ウト)した全てのユーザのリストを表示する。ユーザ名及びttyの名前を引数として与える事もできる。その場合は引数と一致したエントリーのみを表示する。
ttyの名前は簡略化する事が出来る。例えば、last 0はlast tty0とするのと同じである。last は SIGINTシグナル(インタラプト・キー(通常はcontrol-C)を押すと発生する)
もしくは SIGQUITシグナル(quitキー(通常はcontrol-\)を押すと発生する) を受け取ると、いつの分まで検索したかを表示し、SIGINTシグナルの場合はプログラムを終了する。
【構文】
last [オプション] [ユーザ] [端末]
例 rootユーザの過去5回のログイン情報を表示する。
[root@localhost xinetd.d]# last -n 5 root
root pts/0 192.168.0.1 Tue Jun 24 15:19 still logged in
root pts/0 192.168.0.1 Tue Jun 24 14:06 - 15:09 (01:02)
root pts/0 192.168.0.1 Wed Jun 18 16:16 - 18:25 (02:08)
root pts/0 192.168.0.1 Wed Jun 18 11:17 - 16:15 (04:58)
root pts/0 192.168.0.1 Wed Jun 18 10:57 - 11:02 (00:04) |
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