vmstatコマンド
【説明】
プロセス・メモリ・ページング・ブロック IO・トラップ・CPU 稼働状況などに関する情報を報表示する際に使用します。
最初に作成される報告では、最後に再起動して以降の平均が与えられる。それ以降の報告で は、長さ delay のサンプリング期間に関する情報が与えられる。プロセスとメモリに関する報告は、いずれも報告の瞬間のものである。-n
スイッチを指定すると、ヘッダの表示が一度だけになる。デフォルトではある周期 で繰り返しヘッダが表示される。
フィールドの関する情報を以下に示します。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Procs
r: 実行待ちのプロセス数
b: 割り込み不可能なスリープ状態にあるプロセス数
w: スワップアウトされているが、それを除いては実行可能なプロセス数。
このフィールドは計算されるが、Linux は決して desperation swap しない。
Memory
swpd: 仮想メモリの総量 (kB)。
free: 空きメモリの量 (kB)。
buff: バッファに用いられているメモリの量 (kB)。
Swap
si: ディスクからスワップインされているメモリの量 (kB/s)。
so: ディスクにスワップしているメモリの量 (kB/s)。
IO
bi: ブロックデバイスに送られたブロック (blocks/s)。
bo: ブロックデバイスから受け取ったブロック (blocks/s)。
System
in: 一秒あたりの割り込み回数。クロック割り込みも含む。
cs: 一秒あたりのコンテキストスイッチの回数。
CPU
※これらは CPU の総時間に対するパーセンテージである。
us: ユーザー時間
sy: システム時間
id: アイドル時間
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【構文】
vmstat [オプション]
例 更新間隔3秒で状況を表示させる。
[root@localhost ~]# vmstat 3
procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- --system-- ----cpu----
r b swpd free buff cache si so bi bo in cs us sy id wa
1 0 0 29336 42060 117320 0 0 9 21 1009 36 1 4 94 1
0 0 0 29352 42064 117316 0 0 0 20 1004 12 0 0 100 0
0 0 0 29352 42064 117316 0 0 0 0 1003 6 0 0 100 0
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