chkconfigコマンド
【説明】
起動スクリプトを管理する。「/etc/rc[0-6].d」ディレクトリの配下にあるシンボリック・リンク・ファイル(実体は「/etc/init.d」ディレクトリ配下)の生成や変更・削除,各サービスの起動に関する設定するコマンドです。
【構文】
chkconfig [オプション] <起動スクリプト>
例 http起動スクリプトの状態を表示する。
[root@cent01 ~]# chkconfig --list httpd
httpd 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off |
※ラン・レベルごとの起動スクリプトの状態を表示する。起動スクリプト名を省略した場合は,すべての起動スクリプトの状態を表示する。
例 httpを起動スクリプト管理対象へ追加する。。
[root@cent01 ~]# chkconfig --add httpd
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※起動スクリプトを管理対象として追加する。起動スクリプト内に記述されている設定を元に「/etc/rc[0-6].d」ディレクトリ配下に起動スクリプト(シンボリック・リンク)が配置される。
例 http起動スクリプトのランレベルを変更し、ランレベル2でonになったことを確認する。
[root@cent01 ~]# chkconfig --list httpd
httpd 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off
[root@cent01 ~]# chkconfig --level 2 httpd on
[root@cent01 ~]# chkconfig --list httpd
httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off |
※各ラン・レベルにおける起動スクリプトの状態を設定する。「on」を指定した場合は起動スクリプトにstartという引数をつけて実行されるという設定になる,「off」を指定した場合はstopという引数をつけて実行される設定となる。
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