ApacheのDSO機能

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ApacheのDSO機能

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本項では、Apache1.3から導入されたDSO(DynamicSharedObject)に注目して解説していきます。

Apacheを利用するうえでモジュールは欠かせない。Apacheにさまざまな機能を付け加え、高度なWebサーバに仕立て上げるのが、モジュールに課せられた役割である。しかしコンパイル時点ですべてのモジュール組み込んでしまうと、バイナリが肥大化してしまい、動作がおそくなってしまう。かといってインストール時になにもモジュールを組み込んでおかないと後々機能拡張の際に、再コンパイルが必要になってしまうと運用上問題ありである。

その問題を解決するのがApacheのDSOという機能である。この機能を有効にしておくと、あらかじめApacheにモジュールを組み込まなくても、モジュールのファイルさえ用意すれば必要なときだけ組み込めるようになる。ただし、DSOを有効にするには、Apacheをインストールする際に「SOモジュール」(mod_so)を組み込んでおかなくてはならないことに注意する。

現在Apacheに組み込まれているモジュールを以下のコマンドで確認する。


[root@cent01 opt]# /opt/bin/httpd -l
Compiled in modules:
core.c
mod_access.c
mod_auth.c
mod_include.c
mod_log_config.c
mod_env.c
mod_setenvif.c
prefork.c
http_core.c
mod_mime.c
mod_status.c
mod_autoindex.c
mod_asis.c
mod_cgi.c
mod_negotiation.c
mod_dir.c
mod_imap.c
mod_actions.c
mod_userdir.c
mod_alias.c
mod_so.c






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