iノードとは

UNIXサーバ構築 OnTheVMware

UNIX用語について初心者の方にも分かりやすくに解説
HOME > UNIX関連用語集 >

iノードとは

iノードとは


スポンサードリンク


【説明】
iノードとは、ファイルの所有者やサイズ、アクセス権限、作成日時、データ領域へのポインタなどの各種情報を記録するための領域をいいます。UNIX系のOSは、ファイルを実際のデータ領域とiノードに分けて管理しています。

Linux で一般的に使われているext2というファイルシステムでは、ファイルシステムの作成時にiノードの最大数を決定します。この数は後から変更できないので、場合によってはファイルやディレクトリをたくさん作成すると、ディスクに空き領域があってもiノードが不足して、それ以上ファイルを作成できなくなる可能性があります。


以下にiノードの使用状況を表示するためのコマンドを紹介します。
[root@localhost ~]# df -i
Filesystem Iノード I使用 I残り I使用% マウント位置
/dev/hda3 904960 36475 868485 5% /
/dev/hda1 26104 40 26064 1% /boot
none 31841 1 31840 1% /dev/shm
dfコマンドの詳細を見る

以下にtestファイルのiノード情報を表示するコマンドを紹介します。
[root@localhost ~]# stat -L test.txt
File: `test.txt'
Size: 18 Blocks: 8 IO Block: 4096 通常ファイル
Device: 303h/771d Inode: 597965 Links: 1
Access: (0644/-rw-r--r--) Uid: ( 1000/ test) Gid: ( 1000/ test)
Access: 2008-06-24 22:13:17.000000000 +0900
Modify: 2008-06-24 21:52:53.000000000 +0900
Change: 2008-06-24 21:52:53.000000000 +0900


スポンサードリンク
 HOME / 免責事項 / サイトマップ /  問い合わせ
Copyright (C) 2008  UNIXサーバ構築 OnTheVMware  All rights reserved





スポンサードリンク